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丸山千枚田を見下ろすようにそびえる白倉山。そこから湧き出る清水が千枚田を潤します。
南西向きの斜面に広がる棚田は、日照時間が長く、山間地ならではの昼夜の気温差と、風通しの良さに恵まれています。このように、米作りに適した条件がそろっているのが丸山千枚田です。
しかし、このような条件に反し、ひとつひとつの田圃が小さく機械に頼ることができないため、ほとんどの作業を昔ながらの手作業で行っています。高低差もあり、日々の作業には相当な労力が必要とされます。それでも一粒でも多くの美味しいお米を収穫し、皆さんにお届けできるように地域が一丸となって頑張っています。
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美味しい米作りには欠かせない水!
丸山千枚田は、豊富な湧き水と清らかな谷水によって潤わされています。
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丸山千枚田は、景観を守るだけでなく貴重な農耕文化を伝承するため、今ではほとんど見られなくなった「畦そり、畦塗り」を行っています。
千枚田の作業で一番の重労働と言われています。相当な労力と技術が必要とされます。美味しいお米を作るために手は抜けません。
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もちろん田植えも手作業です。想いを込めて丁寧に植えていきます。
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植えられた苗は、清らかな水と新鮮な空気、太陽の恵み、昼夜の寒暖差により、心地よく成長します。
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丸山千枚田米は、減農薬栽培で生産されています。農薬は最低限にとどめておりますので、安心して食べていただけるお米です。
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稲刈り作業も手作業です。一株ずつ鎌で刈り取っていきます。
保存会員による作業はまるで機械が刈っているかのように手際よくあっという間に次の田圃へと進んでいきます。
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ハサがけにより養分が籾に集中し、旨味が増します。昔ながらの光景は、まるで芸術作品のようです。
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丸山千枚田は、平地にある田圃と比べて生産効率が悪いため、1反あたりの収量はかなり少なくなります。収穫したお米は、約半分が千枚田オーナーさんの手に渡り、残りの限られたお米を販売しています。千枚田の絶景と保存会員による作業風景を思い描きながら、味わってみてください。売上金は、丸山千枚田の保全活動経費に充てさせていただいています。
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