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新姫は、熊野市新鹿町で偶然発見された新しい柑橘で、日本古来の野性種ではなく、タチバナと温州ミカンが自然交配した交雑品種であると言われています。平成9年に新しい香酸かんきつとして品種登録されました。果実は直径3cm前後で、重さが25〜30gと小さくてかわいいかんきつです。スダチやシークワーサーのように酸味が強く、爽やかな香りに特徴があります。
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産地の環境 |
産地の環境
熊野の大自然が生み出した新姫。
雄大な山々とそこから流れる清らかな水、透き通った空気、このような大自然の中で新姫は生産されています。
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カバープランツ
新姫圃場では、低農薬栽培と雑草抑制を目的に、カバープランツであるセンチピートグラスを定植しています。カバープランツとは、「植物で土地を覆う」という意味があり、雑草の繁殖を抑える効果がありますので、除草剤を使用する必要がなくなります
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獣害対策
獣害対策として圃場全体を電気柵とトタンで囲み鹿、猪、兎などの侵入を防ぐための、獣との境界線を作っています。
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減農薬
通常使用する農薬、化学肥料を五割以上減らすという特別栽培方法を、全ての新姫生産者が取り入れています。
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生果収穫
収穫時期は、10月初旬から始まり11月初の約一ヶ月間で、機能性成分たっぷりの青々とした果実を一つひとつ丁寧に収穫しています。
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私達は、安全・安心な新姫作りをポリシーに、手間を惜しむ事なく愛情をこめて育て上げています。是非一度、熊野の香りと酸味を感じて下さい。
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特長その1 |
〜健康機能成分たっぷり〜
新姫にはヘスペリジンやノビレチンが多く含まれています。
【参考】
【解 説】 |
ヘスぺリジンとは?
●アトピー性皮膚炎等の抗アレルギー作用
●高血圧抑制
●コレステロール低下作用 等 |
ノビレチンとは?
●ガン予防
●血糖値上昇抑制
●肌荒れ防止 等 |
このような効果があると言われています。
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新姫の特長 その2 〜栄養成分がたっぷり!〜 |
〜栄養成分がたっぷり!〜
項目 |
新姫(果汁) |
新姫(粉末) |
解説 |
エネルギー |
44.0kcal |
417.0kcal
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体を動かすための大切な活動源 |
タンパク質 |
0.5g |
9.4g
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●血液や筋肉などの体をつくる主要な成分
●酸素やホルモンなどといった生命の維持に欠かせない多くの成分 |
脂質 |
0.1g
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7.0g
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脂質は油脂に溶ける脂溶性ビタミン(ビタミンA・DEKなど)の吸収に役立っている |
炭水化物 |
10.2g |
79.2g
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炭水化物は糖質と食物繊維の合計で表される |
ナトリウム |
1.0mg |
6.0mg
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血圧の調節や酸の中和、神経伝達、栄養素の吸収、輸送などにかかわっている |
ビタミンC |
17mg |
59mg
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体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンというたんぱく質をつくるのに不可欠でこれより皮膚や粘膜の健康維持に役立ている |
※調査した果実は、主に活用する青い果実(10月頃)の数値である
鈴鹿医療科学大学保健衛生学部 大槻助教(学会発表より一部抜粋)
新姫果皮には肝臓脂質蓄積抑制作用があり、血清アディポネクチン濃度が有意な高値を示していたことから、メタボリックシンドロームを予防する効果があるのではないかと考えられる。(日本食品科学工学会第54回大会(2007年))
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